【社員インタビュー】「安心して成長できる環境をつくりたい」教育係が語る、いとあの新人育成
- 2026.10.01
撮影:コープの家族葬ウィズハウス清田2F
教育係 金井さおりさん (入社9年目)
介護業界に20年以上携わった後、体調面の理由から転職を決意し株式会社いとあへ入社。現在は教育係として新入社員研修を担当しながら、人材育成や教育体制の整備に関わっている。
これまでのキャリアと、いとあに入社したきっかけを教えてください。
前職は介護職でした。知的障害者支援から訪問介護まで幅広く経験し、20年以上、介護の仕事を続けていました。
介護の仕事が本当に大好きで、「一生この仕事を続けていくんだろうな」と思っていたのですが、体調を崩したのをきっかけにいとあに転職しました。
教育係として、新入社員研修で大切にしていることは何ですか?
一番大切にしているのは、「安心してお客様に対応できる人材を育てること」です。
葬儀の仕事は専門知識や技術も必要ですが、それ以上に思いやりや気配りが重要だと思っています。
ただ、思いやりは言葉だけで教えられるものではありません。私は、研修を受ける新人さんへの接し方そのものを大切にしています。笑顔で挨拶することや、相手が安心できる声掛けをすることなど、まず自分が実践するようにしています。
事前相談などで来館されたお客様への接客を見てもらうこともあります。実際の姿を見てもらいながら、「こういう接し方をすると相手が安心するんだな」ということを感じてもらえたらと思っています。
新入社員研修はどのように進められるのでしょうか?
研修期間は約2週間です。
最初は会社やグループの説明から始まり、葬儀の基礎知識、言葉遣い、通夜や葬儀の流れなどを学んでいきます。
また、搬送担当や打ち合わせ担当に同行する日も設けています。やはり現場は実際に見てみないと分からないことが多いので、「こういう流れで仕事が進むんだ」という感覚を早い段階で持ってもらうことを大切にしています。
研修で特に力を入れていることはありますか?
最も力を入れているのは「出棺(しゅっかん)」の場面です。ご遺族が故人様と直接お別れできる最後の時間であり、葬儀の中でも特に大切な瞬間だからです。
火葬場へ向かわれた後は、もう故人様のお顔に触れたり、近くで声をかけたりすることはできません。だからこそ、お花を手向けたり、最後のお別れをしていただく時間をしっかり支えることが私たちの役割だと思っています。
実は、お花を添えることひとつ取っても宗派によって考え方が異なります。以前、ご遺族がお花を入れたいと希望されたものの、宗派の考え方から生花を入れられないケースがありました。
その時は、私が紙で手作りした花をたくさん用意して、ご遺族の手でお棺に添えていただきました。色々な理由でできないことがあったとしても、すぐに諦めずに、どうすればご遺族の気持ちを形にできるかを考えることも、この仕事の大切な部分だと思います。
新入社員が苦労するポイントはありますか?
苦労するのは「覚えることの多さ」です。特に出棺の進行は、セリフや流れをしっかり覚える必要があります。
ただ単に暗記するのではなく、ご遺族の前で自然にお伝えできなければいけません。出棺の場面ではカンペを見ながら話すことはできませんし、心から伝えることが求められます。
「こんなに覚えることがあるのか」と驚いて、不安を感じる方も少なくありませんが、それでも皆さん一生懸命勉強してきてくれます。数日前まで不安そうだった方が、少しずつ自信を持って話せるようになる姿を見ると、成長を感じますね。
現場デビュー後のフォロー体制について教えてください。
研修終了後は、現場の先輩社員へ引き継ぎを行います。どこまでできるようになっているか、どんなサポートが必要かを共有した上で、先輩社員と一緒に現場経験を積んでいきます。
一人ひとり性格や成長スピードが違うので、相性も考慮しながら教育担当を決めています。目安としては3ヶ月程度で独り立ちを目指しますが、半年かかる方もいれば、1年近くかかる方もいます。
大切なのはスピードではなく、ご遺族の前で自信を持って対応できるようになることです。本人のやる気や成長に合わせながら、しっかりサポートしています。
応募を考えている方へメッセージをお願いします。
葬儀業界には「暗い」「堅苦しい」といったイメージを持つ方もいると思います。確かに簡単な仕事ではありませんし、人の人生の最後に関わる責任のある仕事です。
それでも、人に寄り添いたいという気持ちがある方なら、きっと活躍できる仕事だと思います。
思いやりを持って人と接することができる方なら大丈夫です。私たちも全力でサポートしますので、ぜひ一緒に働きましょう。
取材後記
取材当日は入社4日目の新入社員さんが出棺の研修を受けていました。
実技演習が終わった時、金井さんが「入社4日でこの仕上がり!すごい!」と声をかけていた様子が印象に残っています。
未経験者の不安に寄り添いながら、成長を支える金井さんの姿勢からは、いとあの教育体制の手厚さが伝わってきました。
これから葬祭ディレクターを目指す方にとって、安心して一歩を踏み出せる環境が整っていることを感じられるインタビューでした。
お問い合わせ先
- お電話はこちら
- TEL:0123-33-1116
平日10時~17時
